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社長の現場日記

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解体中の雨除け

2016-07-06
 
今回の工事は、解体部分の1階一部を残し改造するので、その改造するところの部屋はきちんと保護しなければなりません。
 
 解体が進み、屋根が取り払われるとそのまま1階に雨水が入ります。
それを防ぐため、大工さんが1日入り、合板とブルーシートで仮の屋根を作ります。
 この仮の屋根のおかげで、改造区域の部屋への雨水浸入は防ぐことができました。

難易度の高い解体工事

2016-06-29
 
現場は岐阜市の市街地で、旧街道に面した場所です。
道路ぎりぎりに建物が立っているため、重機がすぐに入れられません。
重機を入れるところは手解体にて解体を行います。
内部解体の途中の写真。
丸太が力強く組んでありました。
 
一部に鉄でできた補強が・・・?
これは施主さんのお父さんが、内部改造をするときに丸太を測り、鉄で制作して補強したものだそうです。
かつては簡単な家の修理はご主人の仕事だったそうです。
それを見た施主さんの眼は懐かしさに微笑んでいらっしゃいました。

解体開始

2016-06-22
必要な物を取り出して、いよいよ解体に入ります。
まずは一般廃棄物の搬出を専門業者・お客様の手でしていただきます。
一般廃棄物とは、いわゆるごみの日にだせるものや、市町村で一般の方が持ち込み処分できるごみのことです。
対して、家屋の解体材や、業務によって発生する廃棄物は産業廃棄物といいます。
これはマニフェスト(適正処分されたがわかる書類)が必要で、明確に区別されます。
 
解体は内部の畳や家具類などの撤去から始まります。
また、外部のちり飛散防止として、外部足場が組まれます。

技術と思い出を残す

2016-06-21
 
これが再利用する板戸です。
「無双」とよばれる、木を組み合わせて可動できる通気窓があります。
今でもできないことはありませんが、熟練の職人しかできませんので工賃が高くなります。
 無双の窓からは柔らかく優しい光が差し込みます。
それはお客様の幼いころにいつもあった情景です。
その思い出を新しい部屋に再現します。

解体前の状況

2016-06-17
解体前に、なにか再生できる箇所や材はないか施主さんと見て回りました。
その結果、
①床板(地松の一枚もの)を削り直して使用する
②一部木製建具を再利用する
に決まりました。
 
まずは①。現状はこのような見事な床の間です。大正時代の建築です。
この床板を大工さんが丁寧に取り外し、当社工場へ持ち帰りました。

カトウ・綜建株式会社
〒504-0015
岐阜県各務原市那加東野町2-10
TEL.058-382-5265
FAX.058-382-3068


建築業(木造住宅の新築、増改築)
ウッドデッキ・ミニハウス

総合建設業 般-29第9150号
一級建築士
一級建築施工管理技士
岐阜県木造住宅耐震相談士
監理技術者

建築士会インスペクター登録者
住宅エネルギー技術者講習修了者
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