まずは家の顔、玄関です。
玄関は両側引き込みで、表戸、網戸、ガラス戸の3列で構成されています。
表戸はふだん閉じる扉で、1F外部仕上と同じ杉で作りました。
木戸である表戸には明かりとりを設け、「無双」と呼ばれる日本古来の明かり窓の仕様で作りました。
(下写真を見てください。左が閉めたところ、右が開けたところです。)
玄関を開けて中に入ると玄関ホールというか、10帖の板の間です。
床は地松のフローリング、中央には囲炉裏があります。
手前の上り框は当社に残っていたケヤキの梁を加工して作りました。
下は部屋を隔てる木戸です。秋田杉の框戸となっています。
和室です。
床の間、次の間と4畳半で構成されています。
畳の中央には、妻の希望で「炉」を切りました。
茶道の手習いもできるようになっています。
和室横の「水屋」です。といっても正式な物には程遠いですが・・・
簡単な給仕などができるようになっています。
棚、カウンターなど全て無垢の木です。(けやき、杉など)
1階のトイレです。壁はすべて杉の羽目板です。
床は唐松です。
木戸も昔の厠(かわや)風にしています。
また、ノスタルジックですが、明かりは戸の上で電球1個とし、内外両方を照らします。
それでは、2階へ上がりましょう。
それでは、2階へ上がりましょう。