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表紙になっている家、これが私の家であり、当社のオープンルームとなっています。
横の写真は見学会を開いたときのチラシで、この家の特徴の中でもっともインパクトのある部分をカメラマンさんが選んだ部分です。
1階から2階の天井を見上げたところ
わたくし、加藤の自宅です。会社から新境川の橋(山崎橋)を渡ったすぐの、当社の石置き場後に造りました。
設計は2001年の多治見の集会場の新築で出会い、この時点で5棟お世話になりました、名古屋の設計事務所「住工房」さんの小栗康生さんにお願いしました。小栗さんとはそれまでの仕事を通じて「この人に自分の家を描いてほしい」と思い、妻に相談したところ快諾を得、晴れて設計監理をお願いすることになりました。
 
この辺の気持ちは皆さんと同じで、「どんな家ができるのだろうか」とワクワクしたのを覚えています。「自分で設計もやったら」という気持ちもありましたが、自分で自分を見ることに少し不安がありましたし、小栗さんの「あなた(=工務店の息子)の家だったら遊んで(=今までやりたかったことをやりたい)もいいよね!」との一言で決めました。図面を見ててわかってはいましたが、「すごい、こんな天井なんや~」と感動しました。
 
建て方の夜は、全大工さんをお呼びしてバーベキューパーティーを開きました。お施主さんたちの気持ちがわかったような気がしました。
北極星天井が組上がりました。
おいしいお酒です!
工についてご紹介します。
上の写真で中央に写っている太い柱は大黒柱で桧の240mm(8寸角)です。間取りは4間四方となっていまして、この大黒柱はまさに家の中心であり重心でもあり、基礎から屋根中央まで貫いています。
他の通し柱は180mm(6寸角)です。
これをつなぐ胴差および差し鴨居、足固めは杉の120mm×270mm、土台は120mm角のヒバです。
1階の木組みは4本の横架材によって固定されています。2階は足固めはありませんが、7.24mの通し梁が南壁から北壁まで貫通し、建物を締め上げています。
  壁は土壁を採用しました。横の写真は土壁の下地で「竹小舞」とよばれる竹で編んだ下地です
 横の写真は土壁の施工です。いまでは珍しい光景になりましたね
2階の床は桧フローリングで厚みは30mmです。
これを写真の梁に直に取り付け、同時に1階の天井としています。
すなわち、水回り下を除き、天井裏はありません。
すべての木組みが常に目視可能ですから、どこかが悪くなってもすぐわかります。
 また、巣食うところがありませんから、ねずみを見たことはありません。
内部の木部分はドイツ製の自然塗料「オスモ社」の「オスモカラー」のクリアーを2回塗りしています。
 オスモカラーは食用油と途中まで工程が同じで、製品としても、なめても害はありません。刺激臭も一切しません。
 
こうして完成した家、ご紹介していきましょう。

カトウ・綜建株式会社
〒504-0015
岐阜県各務原市那加東野町2-10
TEL.058-382-5265
FAX.058-382-3068


建築業(木造住宅の新築、増改築)
ウッドデッキ・ミニハウス

総合建設業 般-29第9150号
一級建築士
一級建築施工管理技士
岐阜県木造住宅耐震相談士
監理技術者

建築士会インスペクター登録者
住宅エネルギー技術者講習修了者
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